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10月1日を迎え、正式に2018年の新卒採用も内定式を行った会社も多くあるかと思います。
ただこれで2018年の新卒採用が終わるのか、というと、それは別問題のようです。

前回のコラムでも書きましたが、もちろん一つのヤマを越えていることは間違いありません。
ただ、この2018年の新卒採用においても終盤戦にまでもつれ込んでいる企業も非常に多くあるというのが現状です。
というのも、各企業が採用人数を大幅に増やしながら、かつ超短期決戦のため、内々定、内定を出しても、不人気企業の場合は、承諾を思った以上に辞退され、必要な人数を確保できていない企業が多くあるのも現実なのです。

その企業はどうするのか、そこは企業においての人材に対する「コスト」「必要性」の考え方です。

サービス業などで新規店舗の拡大を目標としている場合は、どうしても人材が必要となり、そのまま採用できなければ現店舗の運営さえ危ぶまれます。そして採用予算さえ合えば、最後、つまり2018年3月まで、必要な人数がそろうまで採用活動を続ける企業もあります。
必要性がそれほどない会社にとっては、人材確保の難しさも、これだけ新聞やマスコミ、ネットでも表現されているので、経営陣があきらめれば、そのまま採用活動は終わりを迎え、次年度の2019年度の新卒に向けての準備がスタートとなります(もちろん平行してスタートさせている企業も多いでしょう)。

採用イベントを実施している企業においては、まだまだ9月のイベントでも動員が多く、企業ブースも埋まっているようです。「まだ最後まで企業を選びたい」「内定をもらっている企業に満足していない」という学生ももちろん混ざっており、純粋な内定を持たない学生の数はかなり減ってきているのですが、それでも例年に比べて多くの学生が活動しているのも事実で、学生動員数は昨年比2倍ともいわれています。そのような状況を見ている企業も、イベントに積極的に参画しており、中には秋採用をメインに考える大手などもいるため、より学生の集客にもつながっているようです。

ただ、学生にとっても企業にとっても残された時間は少ないのが現実です。

10月1日に内定式に参加した学生は、さすがにそこから辞退は難しく、動きも鈍くなると考えられます。企業側も、十分な採用人数を確保した時点で終了するでしょうし、2019年新卒採用の動きが本格化してくると、さすがに積極的な新卒採用をすることができず、2018年新卒を終了させ、中途採用へと切り替えていくでしょう。

学生にとっても、企業にとっても、その瞬間での判断と決断が必要となってきています。